デザインの良し悪しは、色使いやセンスで決まるとは限りません。
デザインのみならず何かを目にした時に美しいと感じるのは、決まった法則のもと作られている場合が多いのです。
貴金属比という言葉があります。
比は数学用語で、タテヨコの比率のことを指します。
なぜ、デザインに数学が関係してくるの?と疑問に感じるところですが、この特定の比率に則ってデザインを作ると、美しく整ったものに仕上げることができるのです。
比率の中でも、メジャーなものは黄金比ではないでしょうか。
黄金比のタテ:ヨコ=1:1.618の比率は、古代ギリシャの数学者により発見され、パルテノン神殿の建設にも使われたほど最も美しく感じる比率として、現在に至るまで様々なデザイン、例えば企業のロゴや名刺のサイズなどに使用されています。
その他にも、白銀比や青銅比など多くの比率が存在します。
貴金属比を意識する事で心地の良いデザインを作ることができます。
街中にあるデザインにもこれらの比率が活かされています。
探してみるのも面白いかもしれません。
