印刷を注文するときによく目にする、「オフセット印刷」と「オンデマンド印刷」。
この2つの違いはどのようなものなのでしょうか。
〈オフセット印刷〉
オフセット印刷は世界中で最もメジャーな印刷方式になり、本やチラシ、カタログなど印刷物のほとんどがオフセット印刷によるものです。大きな紙に一気に印刷→断裁することで早く仕上げられること、大量印刷の際はコストを抑えられることがメジャーである理由です。仕上がりも美しく、色ごとに分かれた版を重ねて印刷することが出来る為、優れた色表現も魅力のひとつとなっています。
〈オンデマンド印刷〉
「欲しい時に欲しい分だけ」という意味のオンデマンド印刷。
小ロット印刷と呼ばれることも多いです。少部数を必要な時にだけ印刷出来るのがメリットです。
家庭用やオフィス用のプリンターのようなイメージに近く、版を使用しないため少部数の印刷であればコストを抑えることができますが、緻密な再現が苦手という弱点もあります。
印刷方法の2大主流となっている、それぞれの印刷の仕方にはメリットデメリットがあることがおわかりいただけたかと思います。
作りたいものや求める仕上がり、印刷部数によって方法を変えることが重要となってきますね。

写真 無料写真素材 写真AC ( https://www.photo-ac.com/ )