
【住まい百景】起伏のある住まい 〜住まい手らしく居る為に〜
閑静な住宅街。北東角地に計画されたS邸。ブロックを組み合わせたようなフォルムとブルーのアクセントカラーが、街に彩りを添えています。 | 北道路の土地の課題 北側道路の土地は南道路よりも値段が安く、見つけやすい反面、 自然光を室内へ取り込むことが課題になります。 S邸は、2Fの南側に配置したテラスから取り込んだ自然光を、 リビングの天井までの大開口が、室内へと導いています。 | 造作家具で思い通りの空間に 土地で抑えた分のコストを建物にかける事ができます。 素材にこだわったりガレージを併設したりすることもできますが、 S邸でこだわったのは造作の家具。ベンチやカウンター、ダイニングテーブルに至るまで、 オリジナルだからこその使い勝手と居心地の良さを作り出します。 | 住まい手らしく居る 住まいのいろんな場所を楽しみたい。そんなご要望を持たれたお施主様は、 お気に入りの場所を見つけ、自分らしい時間を過ごしていらっしゃいます。 土地のデメリットをメリットに変える。 より良い住まいづくりは、ポジティブな考え方から始まります。 Producer : 嶋谷 功

【住まい百景】Courtyard
通りから一本入った閑静な住宅街。 隣地を住宅やアパートに囲まれた旗竿地に建つH邸。 小さなヤシの木とホームサロンの看板がお出迎えしてくれます。 | スペースの有効活用で、開放感とコストダウンに ダイニングキッチンの背面には収納もできるカウンターを設置しています。生活の中心となるLDKで収納量を増やせる工夫の1つです。パントリーは扉をつけないことで、家事動線がスムーズになるだけでなくコストダウンにも。 2FはLDKとバルコニーを一体化させることで、開放的で明るく、実面積以上の広さを体感することができます。 | 2つの中庭で視線に潤いを 旗竿地では、防犯性やプライバシーの確保とともに、明るさや開放感が求められます。そこで、H邸に設けられたのが2つの中庭です。1つは自然の豊かさを感じ、もう1つは外部を取り入れる。どちらも住まいの中にいながら恩恵を受けることができます。 お子様の成長を機にお住まいづくりが始まり、ルーフテラスでBBQを楽しみたいというH様。どんな住まい方をするか、その空間にどんな物を置きたいか。想像次第で楽しみ方はさらに広がっていくのかも